身支度や洗濯の効率が
格段にアップ

「この家は宝物」と奥様。 「暮らしてきた間に『ああしたい』『こうしたい』と感じていた想いを伝え、理想の空間が実現できました」と話してくださいました。一番のこだわりは、身の回りのことをすべておこなえるクローゼット付きの洗面脱衣室。出勤時の服やバッグもすべてこちらに収納。

「朝起きたらここで顔を洗って着替え、洗濯して、仕事に行く支度をして…と、すべて一つの場所でできるので、すごくラクです」と笑顔がこぼれます。

また、室内干しや洗濯用の収納など洗濯のしやすさにもしっかり配慮。今では、ご自宅で仕事をされているご主人が、夕方になると外に干してある洗濯物を室内干し用のポールに仮掛け。奥様がご帰宅後クローゼットや引き出しにしまわれるという連携プレーが行われているそうです。

ご夫婦の暮らしに合った
水まわりの動線設計

浴室から洗面脱衣室、キッチンまで、動線は一直線。まとまった水回りで、朝晩の忙しい時間帯も効率よく家事がこなせます。

洗面台背面のシステム収納は、タオルやパジャマ、下着類をご夫婦で分類してしまうことができ、 脱衣カゴまでぴったり収まります。今までは奥様が着替えを準備していましたが、今はご主人がご自分で収納から着替えを出し、脱衣カゴへ入れてお風呂に持っていくというスムーズな流れに。

イスを置いておくと、着替える時にちょっと座ることもできます。

明るく風通しの良い「第2のリビング」

これまで続き間の和室は、垂れ壁やふすまで暗く、葬式や法事、村のお祭りの相談などの必要な時以外はほとんど使われていませんでした。その続き間が、「以前の様子が思い出せないほど、明るく風通しの良い空間になりました」と、お喜びいただいています。

電子ピアノを弾いたり、テレビを見たり、客間として使用するなど、第２のリビングとして活用されています。将来はここを寝室にする予定です。

すっきりモダンな仏間にも

今回のリフォームでお仏壇もすっきりと白い壁に納め、モダンな仏間に一新。置き畳を置くことで、仏間としても違和感なく、法事などの行事にもフレキシブルに対応できます。

お仏壇横の押し入れの奥行きは、法事の際に使う座布団など収納するものに合わせ、浅めの60cmに。また、出し入れしやすいよう扉は3枚引き戸を採用しました。