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その他のキッチンのお手入れ
キッチンの収納扉は蝶番のネジのゆるみできちんと閉まらなくなることがあります。
蝶番のしくみはちょっと複雑ですが、正しい方法で調整すれば自分でも直せます。
木製の収納扉はからぶきが原則です。頻繁に水ぶきすると、表面の化粧板の反りやはがれの原因になるからです。週に1度は乾いた布か化学雑巾でふいておきましょう。
油でべとついたときは台所用洗剤をぬるま湯で薄め、やわらかい布につけてふき取ります。その後に固く絞った雑巾で水ぶきし、さらにからぶきします。2〜3ヵ月に1度木製家具用ワックスを塗っておくと汚れがつきにくくなります。
樹脂製の場合は水ぶきしても問題ありません。週に1度はお湯で絞った雑巾でふいておきましょう。
油でべとついたときは、木製と同様に、台所用洗剤をぬるま湯で薄め、やわらかい布につけてふき取ります。その後に固く絞った雑巾で水ぶきします。
木製、樹脂製にかかわらず、扉の蝶番には2〜3ヵ月に1度、潤滑剤を差しておくと錆びつくことがなく、扉がスムーズに開閉します。
収納扉がピッタリ閉まらないときは、蝶番のネジのゆるみが考えられます。
扉を閉めた状態で、上下、左右、前後のどの方向にずれているかを確認し、A・B・Cのネジをゆるめて調整します。
*これは普及タイプの蝶番の図です。これ以外のタイプであれば、一度ファミエス部門におたずねください。また蝶番の機能そのものが萎えてバネが効かなくなっている場合は、蝶番を交換する必要があります。 |
扉の上下はAのネジで調整 |
扉の左右はBのネジで調整 |
扉の前後はCのネジで調整 |
収納扉は木製、樹脂製にかかわらず、表面をタワシなどの固いものでこすらないでください。
キズをつける恐れがあります。
木製の収納扉は水気を嫌います。
ふだんは水ぶきを避け、できるだけからぶきをしてください。
扉の位置の調整はとても微妙です。
二人一組で作業し、一人が扉を正しい位置で押さえ、もう一人がネジを締めるようにしましょう。