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その他の洋室・廊下のお手入れ
ふだんはゴミやホコリを取り除いておきます。掃除機で取りきれない細かいホコリは、雑巾やモップでふき取ります。モップ型のフローリング用掃除用具も便利です。ただし薬品付きの化学雑巾やモップは床がべたついたり、ワックスの付着を悪くするので使用しないでください。
雑巾でふく場合は、からぶき、または固く絞った雑巾でふきます。フローリングは昔の家の廊下のように、ムクの木でできているわけではありません。合板に化粧板が貼ってあるため、水が継ぎ目からしみ込むと、表面の化粧板の反りやはがれの原因になります。
月に1度、少なくとも2〜3ヶ月に1度はワックスがけをしましょう。ワックスが表面に膜をつくり、汚れやキズを防ぎます。
まず最初に床についた汚れをきれいに落としてください。汚れや油分がついているとワックスがのりにくくなるからです。また、ワックスの乾きが遅いと乾くまでの間にホコリがついてしまいますから、ワックスがけは晴天の日を選び、風通しをよくして行いましょう。
フローリングには足の脂がついていたり、ダイニングやキッチンでは食べこぼしや調理時の油が飛び散っていることもあります。ワックスをかける前に、まずこうした汚れをきれいに落とします。
床用クリーナーを容器に記載された説明に従って薄める。 | |
汚れを落とした後は、窓を開けて風通しをよくして、 床を乾燥させる |
汚れを落とした後、床が十分に乾いたらワックスを塗ります。
1回毎によく乾かし、2〜3回塗り重ねると強靭な塗膜に仕上がります。
ワックスは、床に直接振りかけると板のすき間に 入ってしまうので、雑巾かモップにつけて塗る。 |
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板目に沿って、表面を軽くなでるように塗り広げる |
継ぎ目から水がしみ込むと、表面の化粧板の反りやはがれの原因になります。
雑巾は固く絞ってふいてください。
油性のワックスは絶対に使用しないでください。
滑りやすくなり非常に危険です。
抗菌フローリングに一般のワックスを使うと、
フローリングに施した抗菌処理が損なわれてしまいます。
床暖房したままワックスをかけると色ムラを生じることがあります。
必ず床暖房を切ってからワックスがけをしてください。