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その他の春のお手入れ
暖かくなったら、一度家のまわりをぐるりと点検。
外壁や雨戸が汚れていたら、洗っておきましょう。
塗装外壁は定期的な塗り替えが必要ですが、塗り替えまでの間は、自分でできる範囲で点検・お手入れを。気づいた汚れをそのつど落としておけば、汚れを見つけて営業してくる塗装業者に悩まされることもなくなり、塗り替えまでの期間も延ばすことができます。
陽が当たらない北側の窓の下は要注意。窓枠から流れ落ちた雨水の跡に汚れが付着し、それを養分にコケやカビが発生しやすいからです。また、近くに植え込みがある場合は、こまめに刈り込みをしないと風通しが悪くなり、やはりコケが付きやすくなります。
また、キッチンの換気扇からは空気とともに油分も排出されるため、その油分が外壁に付くとホコリやゴミも付着し、次第にガンコな汚れになっていきます。時間が経つと落とせなくなりますから、暖かくなったら、一度外壁をぐるりと点検しましょう。
外壁に汚れが見つかったら、手が届く範囲はスポンジで水洗いし、落としておきます。特に、コケやカビは、放置しておくとどんどん増殖しますから、「見つけたらすぐ」がポイント。やわらかなスポンジに水を含ませ、表面をキズつけないようやさしくこすります。
こびりついた泥汚れやコケ・カビ、キッチン換気扇外側の油汚れなどは、中性洗剤を使えば、ある程度キレイに落とせます。まず、食器用中性洗剤をぬるま湯に溶かして汚れに吹きつけ、スポンジでたたくようにしながら落とした後、洗剤をキレイに洗い流します。
同時に雨戸も外し、スポンジで洗ってしまうのがおすすめ。ほとんどの住宅タイプは、レール上で雨戸を持ち上げても外すことはできません。戸袋の上下2ヶ所に付いている「戸袋ガイド」を外してから、戸袋に入っている雨戸を横にスライドさせて取り外します。
雨戸を立てかけ、ホースで水をかけながらスポンジで洗います。こびりついた汚れなどは、外壁同様洗剤液を使って洗い流し、水気が乾いたら、仕上げに無色のカーワックスを塗っておきましょう。表面の膜がホコリや湿気をつきにくくさせ、サビも予防できます。
また、雨戸をレールに戻す前に戸車のお手入れも忘れずに。歯ブラシなどで汚れを取り除いてから、戸車の心棒と雨戸上部(レールに接する部分)に潤滑剤を吹き付けておくと、開け閉めがスムーズになり、レールを傷つけることもありません。
年2回水洗い、同時にキズやカビがないかチェック。およそ8〜12年で塗り替え。
年1〜2回水洗いとワックスがけ。
年1〜2回可動部に潤滑剤を差す。6〜10年で取り替え。
「外壁塗り替えにはまだ早いけれど、汚れがひどくて…」という場合は、高圧洗浄がおすすめ。
高圧の強力な洗浄で、手が届かない2階部分まで見違えるほどキレイになります。
ご入居後5年以上のお住まいは、一度セキスイまでご相談ください。
外壁のコケ・カビを防ぐには、風通しをよくすることが大切。 |