主な部位ごとのお手入れ方法
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柱や鴨居、長押などの白木は、表面が塗装されていません。
お手入れの仕方をまちがえると、かえって汚くしてしまうこともありますから、
正しいお手入れの仕方を覚えておきましょう。
柱や鴨居、長押、欄間などの白木の部分は、週に1度、からぶきをしてホコリを落としておきましょう。長押や欄間などの掃除のしにくい場所には、白木をキズつけることなくホコリを吸着するポリバタキやウールバタキが便利です。
白木は塗装されていない木材です。水分や油分がつくとシミになることがありますから、ふだんは水ぶきや化学雑巾の使用は避け、必ずからぶきをしましょう。
手アカなどで白木が汚れてきたら、お湯で固く絞った雑巾でふき取ります。サッとふくだけでは落ちないので、丁寧に何回か繰り返してふくようにします。
完全に乾いたら白木用ワックスを塗っておくと、表面が保護されて汚れがつきにくくなります。
お湯ぶきでも落ちない汚れやシミは、木材専用のクリーナーを使って
落とします。
柱や鴨居にできたクギや画びょうの穴は、割り箸や楊枝を埋め込んで
目立たなくします。
削った割り箸や楊枝に木工用接着剤をつけて、 穴にしっかり埋め込む |
ものをぶつけたときにできたキズやへこみは、木工用パテで
目立たなくします。
パテは木のヘラを使って周囲にキズを つけないよう丁寧に塗りこむ |
白木は水や油を吸収すると、シミになることがあります。
ふだんはできるだけからぶきをしてください。