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その他の玄関のお手入れ
ドアチェッカー(ドアクローザー)はドアを静かに安全に閉めるための装置です。
タイプによって調整ネジの位置が異なりますが、
どのタイプもドライバー1本で閉まるときのスピードを調整することができます。
玄関ドアは二段階のスピードで閉まります。閉まる手前15度ぐらいまでのところを第1速度区間、そこからドアが閉まるところまでを第2速度区間といいます。'96年4月以降に取り付けられたドアチェッカーは第3速度区間がありますが、第3速度区間の調整はよほどのことがない限り不要です。 |
右吊り元ドア(屋外から見て蝶番が右側にあるドア)は第1速が上の調整弁、第2速が下の調整弁、左吊り元ドアは上下が逆になり、上が第2速、下が第1速の調整弁です。どちらもプラスのドライバーで調整します。 |
右吊り元ドア(屋外から見て蝶番が右側にあるドア)は第1速が上の調整弁、第2速が右下の調整弁、第3速が左下の調整弁です。左吊り元ドアは上下(第1速と第2速)が逆になり、第3速が右上の調整弁になります。 |
第1速、第2速ともひとつの調整弁で調整します。第1速はマイナスドライバーでネジを右に回すと遅くなり、左に回すと早くなります。第2速の調整は第1速の調整後、速度調整弁のネジの角度(わずかに動かすだけでかなり速度が変わる)で調整します。 |
ドアチェッカー本体のスライドカバーをはずすと調整弁があります。丸型と同様に、ひとつの調整弁で第1速、第2速とも調整します。丸型と同様、慎重に少しずつ様子を見ながら調整しましょう。 |
ドアのつけ根に近いほうが第1速、遠いほうが第2速の調整弁です。マイナスドライバーで調整します。 |
ドアの速度は微妙ですから、ネジは少しずつ、様子を見ながら回して調整しましょう。
ドアチェッカーは油圧で作業するので、気温によりスピードが変わってきます。
夏場はスピードがやや速くなり、冬場はやや遅くなります。
ドアを開閉するときに「キーキー」と音がしたり、重くて開きにくい場合は、蝶番の心棒に潤滑剤を差します。開閉に支障がなくても、半年に1度くらい定期的に潤滑剤をさしておくとよいでしょう。
ドア(木製)につかないよう注意しながら 潤滑剤を差す |
ラッチボルトの閉まりが悪くてドアがきちんと閉まらないときは、ラッチボルトに潤滑剤を差すとスムーズに納まります。潤滑剤の代わりに、ラッチボルトの根元に鉛筆の芯をこすりつける方法もあります。
2B〜4Bぐらいのやわらかい鉛筆の芯を ラッチボルトにこすりつける |