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冬のお手入れ

カーテンの洗濯

カーテンは、一見キレイに見えてもホコリやタバコのヤニなどで案外汚れています。
年に一度、新年を迎える前か、または気候のよい時期などに洗濯しておきましょう。

Point1 カーテンの素材を確認して洗濯

洗濯ラベルで素材と洗い方を確認します。 レールから外し、ホコリを払います。 それぞれの素材に合わせて洗濯。

まず、カーテン裏側に付いている洗濯ラベルで、素材と洗濯方法を確認します。たとえば、上図左端のマークは、「液温は30℃以下で、洗濯機の弱水流が適当」という意味です。レースカーテンなら年2回、厚手のドレープカーテンも年に一度は洗濯しましょう。

 

目立たなくとも、カーテンの表面にはけっこうホコリが付いています。カーテンをレールから外し、フックも外したら、洗濯の前にカーテンを広げて手でパンパンとたたき、ホコリを払います。布地を傷めないよう、軽くたたくのがポイント。

 

ポリエステルなど洗濯機マークが付いているものは、洗濯機の「最大水量」「弱水流」を選び、合成洗剤で洗います。無理にネットに入れなくても大丈夫です。また、手洗いマークが付いた綿や麻などのカーテンは、おしゃれ着用洗剤でやさしく押し洗いします。

Point2 レールに吊して乾燥

軽く脱水後、レールに吊して自然乾燥。 ドレープカーテンはプリーツをたたんで干す。 カーテンレールなど周囲の掃除も忘れずに。

脱水時間は、レースなら約10秒、ドレープでも30秒以内が目安。脱水時間が長過ぎると、シワになるのでご注意を。また、脱水後は生乾きのままレールに吊し、形を整えて乾かします。レースカーテンは、上図のようにレールに吊し下に引っ張るようにして形を整えます。

 

ドレープカーテンを干す場合は、いったんレールに吊して形を整えた後、端に寄せ、プリーツをたたんで真ん中と下部を軽くヒモで縛ってから、窓を開けるかエアコンで暖房しながら乾かします。美しい形状を保つには、この乾かし方が大切なポイントになります。

 

レールや窓ガラスが汚いと、せっかく洗ったカーテンもまた汚れてしまいます。吊す前にカーテンレールや窓ガラスに付いたホコリを払い、キレイにしておきましょう。同時に、レールエンドキャップやフックが傷んでいたら、新品と交換しましょう。

Point3 シェード・ロールスクリーンの洗濯

シェードは、器具から布地を外して洗濯します。 布地を外した後はコードを束ねておきます。 洗えないロールスクリーンは雑巾で汚れを拭き取ります。

折り畳み式の「シェード」も、布地を外せばカーテンと同じように洗濯できます。まず、布地を下まで下ろした状態で、下部に入っている「ウェイトバー」や「昇降コード」などを取り外します。その後、ヘッドレールに留められている布地をはがせばOK。

 

コードがコードガイドから抜けてしまうと取り付けが困難になるため、コードは束ねて結んでおいてください。シェードの布地も、洗濯の仕方はPoint1のカーテンと同じですが、布の上部にマジックテープが付いているので、ネットに入れて洗濯しましょう。

 

ロールスクリーンも布地を外して洗濯ができます。布の外し方は器具により異なりますので、取り扱い説明書等でご確認ください。ただし、洗濯ラベルがないもの(樹脂加工されたもの等)は洗えないので、固く絞った雑巾で叩くようにして汚れを落としてください。

ここに注意!
  • ●カーテンを乾かす際には、乾燥機は絶対に使用しないでください。縮みの原因になります。
  • ●カーテンをレールに吊して乾かす際は、水が垂れることもあるので、あらかじめ下にバスタオルなどを敷いてください。
  • ●洗濯方法が確認できないカーテンや洗濯後の仕上がりが心配なものは、信頼できるクリーニング店か購入先に洗濯を依頼してください。
お手入れや点検・交換の目安
カーテン 週1回、部屋の掃除の前にハタキか洋服ブラシでホコリを払う。
レースカーテンは半年に1回、ドレープカーテンは年1回洗濯。
フック 傷んできたら取り替え。
カーテンレールエンドキャップ 傷んできたら取り替え。
こんなときはファミエスへ

カーテンをシェードに替えたり、カーテンレールをローレットに替えるなど窓まわりをリフレッシュされたいときは、お気軽にファミエスまでご相談ください。

知ってると便利
「カーテンで省エネ!?」

冬、厚手のカーテンを閉めると、室内の熱が外に逃げにくくなります。また、カーテンを床すれすれまでの長いものにすれば、窓付近から床方向に向かって流れる冷気(コールドドラフト)も抑えることができます。一方、夏は強い日射しを遮る遮光カーテンが便利で快適。このように、カーテンを工夫すれば、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせて、省エネにもつながります。

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