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春のお手入れ

網戸の張り替え

汚れがこびり付いたり破れたりしている網戸を、思い切って張り替えてみませんか?
初めての方でも決してむずかしくありませんから、ぜひご家族で挑戦してみてください。

Point1 網戸を外す

事前に必要なものを用意します。 外れ止めをゆるめて下に下げます。 網戸を持ち上げて外します。

(1)網(2)ガスケット(網おさえ)(3)網戸ローラー(4)プラスドライバー(5)キリ(6)カッターナイフ(7)歯ブラシ(8)大型クリップ(または洗濯ばさみ)(9)ハサミなどを用意します。作業は1人でもできますが、2人のほうが網がたるまずキレイに張れます。

 

いよいよ作業開始。まず、網戸上部(側面または室外側)にある外れ止めのネジをプラスドライバーでゆるめ、下に下げます。外れ止めの形や仕様は住宅タイプによって異なりますが、ネジの位置は上のいずれかです。

 

次に、網戸を持ち上げ、レールから外します(外れ止めのないタイプはそのまま上のように外すだけ)。網戸が大きい場合は、2人で持ち上げてください。そして、平らな場所にシートを敷き、外した網戸をガスケットが上になるように置きます。

Point2 古い網をはがす

ガスケットを外し古い網をはがします。 ガスケットの溝を掃除します。 新しい網を広げて枠より大きめにカット。

キリなどを使って、角からガスケットの端をこじ起こし、外します。網の端を裏側から押して浮かせた後、その端を表側からめくり上げて全部はがします。

 

ガスケットの溝を歯ブラシなどで掃除し、サッシ枠の汚れもキレイに拭き取ります。特にサッシ枠下部は泥はねがつきやすいので、ぬれ雑巾で拭き取っておきましょう。

 

新しい網を、枠と平行になるように広げてクリップで仮止めし、枠より少し大きめにカットします。網がよれないよう押さえてもらってカットするとよいでしょう。

Point3 新しい網を張る

網戸のコーナーからガスケットを入れます。 ガスケットを全部入れ網をピンと張ります。 余分な網をカットして完了。

ガスケットの端をコーナーから入れ、ローラーの尖ったヘラの部分でギュッと押し込み、その後、ローラーを転がして全部入れます(網戸の長辺を先に入れると網がよれにくい)。

  • ※ガスケットが固い棒状の場合は、両手の親指で押し込んで入れます。
 

網がたるまないよう外側に引っ張りながらガスケットを入れていきます(最後は強めに引っ張りながら入れるとピンと張ります)。ガスケットが浮いているところがないか、再度ローラーを転がして確認してから、ガスケットをカットします。

 

ガスケットのきわにカッターの刃を当て、余分な網をカットします。このとき、よく切れる新しい刃を使うとキレイにカットできます。なお、万一たるみを発見したら、ドライヤー(弱)を10cm程度離してかければ、ピンと張ります。

ここに注意!
  • ●サッシ枠を掃除する際、金属ブラシのような固いものでこすると傷が付きやすいので使わないでください。
  • ●網戸をレールに戻すときは、網戸がレールに平行になるよう戸車の高さを調整した後、外れ止めが上部レールに5〜6ミリかかる程度に引き上げ、ネジを締めてください。
  • ●余分な網をカットするときは、カッターの刃を折って新しい刃にすると、まっすぐキレイに切れます。ただし、ガスケットもいっしょに切らないようご注意を。
お手入れや点検・交換の目安
週1回ハタキがけ、春〜夏に一度外して洗浄。
6〜10年で張り替え。
網戸戸車 年1〜2回可動部に潤滑剤を差す。
6〜10年で取り替え。
こんなときはファミエスへ

2階や3階の窓で網戸の取り外しが困難だったり、網戸が大きすぎて張り替えがむずかしい場合、また、網戸サッシごと新しいものに交換されたい場合などは、お近くのファミエスまでご相談ください。

知ってると便利
「面格子付き網戸の外し方」

浴室などの「引き違い窓」は、通常の網戸と同じようにレールから外した後、横または下にスライドさせ、面格子と外壁のすき間から取り出します。また、網戸が室内側にある下のような「縦すべり窓」は、サッシ上部のネジをゆるめ、回転軸となる金具を下に押して外します。

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