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  家の中でも活動的になれることに加えて大切なのが、人との関わりや社会との交流です。人と出会い、話し、感情を表現することは、心の健康維持にもつながります。杖歩行や車イス利用になっても外出しやすいように、玄関ドアの有効開口幅を広くしたり、たたきを広めに取っておくとベンチや車イスを置くことができて便利です。さらに前面道路に出やすいアプローチにしておくことも欠かせません。

 

立ち上がり時や体を支えるのに便利な縦手すりを設置。ベンチやシルバーカーを置けるスペースを確保。

段差解消機をつくりつけなくても、簡易スロープが設置できるスペースを確保しておくことで外出がスムーズに。

 

 

 

 浴室では、転倒しやすく、大ケガにつながる危険があります。また温度変化によってヒートショックを起こすことも。そうならないように浴室を安全で快適な空間にするための配慮は欠かせません。そのためにはまず「浴室の入り口を広く」、「床を滑りにくい仕上げ」にすること。さらに「適切な場所への手すりの設置」や、「浴室内をあたたかくする」ことなどで、安全でスムーズに入浴できます。

 

  一日に一度は使う洗面脱衣室。洗面や服の着脱などのさまざまな動作が発生するため、スペースの確保は絶対条件です。また入浴後の休憩用ベンチを置けるように十分なスペースを取っておけば介護期にも便利。ホールから脱衣室へ、さらに服を脱いで浴室へといった一連の動きに合わせた動線も想定しておきましょう。毎日使う場所だからこそ、浴室、トイレ、洗面などの設備の使いやすさを単独で考えるのではなく、適切な設備を的確に配置できるようにサニタリー空間をトータルに考えることが大切です。

トイレ、浴室の開口幅を広くし、洗
濯機などがその開口を邪魔しない
ように脱衣室を計画すると、脱衣室が介助スペースになり、トイレと浴室のスペースを広くしなくても車イス介助が可能になります。

熱伝導率が低いため、素足でも冷
たさを感じない「桐フローリング」。
水を通さず、湿度の吸収・放湿性
能があるためカラッとした肌触り
です。

汚れた衣類の下洗いなどに便利な「SKシンク」。トイレと近い位置に設置すると、介護期においてポータブルトイレのバケツを洗う際、使いやすくなります。

 

 

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